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4月8日の日本民話
(4月8日的日本民間故事)

舞茸
跳舞菌(ㄐㄩㄣˋ)子
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、京都の木こりたちが、大勢で北山(きたやま)に出かけました。
到好久以前、京都北山上去了好多砍樹師傅。
木こりたちはいつの間にか道に迷ってしまい、お腹を空かせて途方にくれていました。
哪曉得迷路了、走不出去、這肚子又餓。
すると突然、林の奥の方から人の声が聞こえてきたのです。
突然、聽到人的聲音了。
「助かった。あそこに人がいるぞ」
好傢伙!有人!
木こりたちが駆け寄ると、そこに現れたのは五人の尼さんたちでした。
砍樹工人馬上過去、五條尼姑。
ですが奇妙な事に、その尼さんたちは目を大きく見開き、手を振り、足を振り、面白おかしく踊っているのです。
到跳舞、奇了。
木こりたちは、何だか恐しくなってきました。
這樣子有點怪異、木工虛了。
「何で、こんな所で踊りを?」
這地方跳舞是搞甚麼?
「もしやあれは、鬼か魔物ではなかろうか?」
我感覺她們樣子不是人啊?
「そうだ、尼さんの姿をした化け物だ!」
是不怎麼像啊!
木こりたちは、あわてて木の上に隠れました。
木工爬樹還是好傢伙、這就一下幫樹上了。
でも尼さんたちは木こりたちの居場所を知っているように、踊りながらどんどん近づいてきます。
但這群尼姑像是長了眼、邊跳邊靠近木工的樹了。
そこで一人の木こりが、勇気を出して尋ねました。
其中有條膽子大的過直接開口問了。
「もし、そこの尼さま。こんな山中を、どうしてその様に踊り回っておられるのですか?」
就講她們這是到跳條甚麼。
大声で笑いながら踊り狂っている尼さんたちの一人が、やはり舞い踊りながら答えました。
還是回話了、但這舞也㫘停、直接講。
「不思議に思われるのは、当然です。
稀奇吧!肯定啦。
実は私たちにも、どうしてよいのかわからないのですから。
實際上這舞不是我們到跳、我們自己都不曉得。
私たちは、この山寺に住む尼で、仏さまにお備えする花をつんでこようと出かけて来たのです。
我們是廟裡面要貢鮮花、跑來山上摘。
でもどうした事か道に迷ってしまい、お腹も空いてほとほと困り果てていました。
這就過迷了路、肚子又餓。
そして、どうせこのまま死ぬのなら、せめてお腹だけでも満たそうと、そばに生えていたキノコを一口づつ食べたのです。
曉得要稀爛了、就講至少作條飽死鬼、就吃了路邊的菌子。
するとそのキノコがとてもおいしく、この世の物とも思えないほどでした。
那條菌子真的是好好吃、我長這麼大都還㫘吃過。
それでまわりにあったキノコというキノコを、みんな食べ尽くしてしまいました。
吃就一口就吃第二口、一直不帶停、這就全作我們整完了。
仏さまに仕える身でありながら、あさましく食べた天罰なのでしょうか。
講入了佛門就要清心寡欲、莫這就是佛祖對我們的懲罰哦。
その不思議なキノコを食べ終わったとたん、私たちの手足は、ほれこの通り、勝手に踊り出して止める事が出来なくなったのです」
你看我們這就開始跳舞了、這舞就幫我們跳到的、不得停。
話を聞いた木こりたちはびっくりしましたが、食べても死ぬ事がないのならと、残りのキノコを分けてくれる様に尼さんたちに頼みました。
這就一群木工聽到有吃了、這又餓了個卵脬翻天、反正吃了不得死、就喊跟自己也來點。
「ですが、それは・・・」
尼姑㫘想到是這條案子。
尼さんたちはキノコを食べる事を止めましたが、木こりたちがどうしても食べたいと言うので、仕方なくキノコの場所を教えてあげました。
講都講不聽、這些木工硬是要吃、這就指路了。
やがてその場所へやって来た木こりたちは、そのキノコをガツガツと食べ始めました。
到地方這人就開始喍了。
「うまい。何とうまいキノコだ!」
好吃啊!真的好吃!
たしかにそのキノコは、この世の物とは思えないほどおいしいキノコです。
確實只要吃一口就曉得其他任何東西都比不了了。
たらふく食べた木こりたちは、お酒に酔った様にうっとりといい気持になってきました。
木工這就越吃越醉、越醉越爽。
「ああ、いい気持ちだ。・・・おや? 体が?」
好舒服哦、夾卵了、我要跳舞了。
そのとたん、木こりたちの手足が勝手に動き出して、気がつくと木こりは尼さんたちの仲間入りをしていたのです。
這就舞幫木工過跳起來了、其他的木工也是一條卵、等緩過神、已經加入尼姑跳舞大家庭了。
尼さんたちと木こりたちの奇妙な一団は、踊りながら山中を歩き回りました。
這就尼木一群、到山裡面瘋狂蹦迪。
そして日が西に傾いた頃、ようやく手足は踊りをやめて、みんなは元の状態に戻りました。
等天一暗、好啦、不跳了。
やっと、キノコの魔力が消えたのです。
看到是菌子的藥效也乾了。
この事があってから、京ではこのおいしいキノコを舞茸(マイタケ)と呼ぶようになったそうです。
後面這好吃的菌子過就被人喊舞茸了。
おしまい
结束
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