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      7月20〜30日ごろ 土用の丑の日 
          
        記念日イメージキャラ 福ちゃん イラスト「ぺんた」 ※無断転載禁止 
        土用とは立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間を指しますが、立秋前の最も暑い夏の土用が有名です。 
    その期間中の丑の日に夏ばて防止にウナギを食べる習慣は、江戸時代から続いているといいます。 
   
   土用の丑の日 2019年 7月27日 
   土用の丑の日 2020年 7月21日と8月2日 
   
   土用の丑にウナギを食べるようになった理由は、次のようにいわれています。 
    
  江戸時代、商売がうまく行かないウナギ屋が、物知りな発明家として有名な平賀源内(ひらがげんない)の所へ相談に行きました。  
  すると源内は、「丑の日に『う』の字がつく物を食べると夏負けしない」という民間伝承があるから、店先に『本日丑の日』と書いて店先にはるといいだろうと、勧めました。 
   すると、有名な源内の言うことならと、町の人たちが集まり、そのウナギ屋は大変繁盛したということです。 
   その後、他のウナギ屋もそれを真似するようになり、土用の丑の日にウナギを食べる風習が定着したのです。 
        
        
            
           
          うなぎの昔話 
        (日本の小話) 
         
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  イラスト myi   ブログ sorairoiro 
   
  イラストの隠しキャラを探してみよう。 
(ネコ×2、スズメ、ウサギ、チョウ) 
 
正解は、お話しの最後にあります。 
      うなぎのかぎ賃 
      
       
      
      
        むかし、ある町に、けちんぼうな男がいました。 
        
        男は毎日毎日ご飯どきになると、うなぎ屋の前へ出かけて行っては腹いっぱいにうなぎのにおいを吸い込み、 
        
       そのまま家へ飛んで帰ってうなぎのにおいでご飯を食べるのです。 
           
        さて、それに気づいたうなぎ屋の親父は、 
        
       「においだけで飯を食うとは、なんちゅうけちだ。 
        よし、あのような奴からは、においのかぎ賃を取ってやろう」 
        
       と、さっそく帳面(ちょうめん)につけておき、月末になると男の家ににおいのかぎ賃を取りに行きました。 
        すると、けちんぼうな男は。 
        
       「やい、おれはうなぎ屋に、借金をした覚えはないぞ!」 
        
       「いえいえ、これは、うなぎのかば焼のかぎ賃でございます。 
        
        えーと、しめて八百文(→二万四千円ほど)ですな。 
        
        においをかいでうなぎを食べたつもりになっておりますので、こちらも食わせたつもりで銭を取りに来ました」 
        
        うなぎ屋がすましていうと、男は仕方なくふところから八百文取り出しました。 
        「へい、確かに八百文。ありがとうございました」 
        
        うなぎ屋がにこにこ顔でお金を受け取ろうとすると、男はそれを板の間へ放り投げました。 
        
        チャリーン。 
        チャリーン。 
        お金が景気の良い音をたてると、男はうなぎ屋に言いました。 
        
       「においの代金は、音で払おう。 
        今、銭の音を聞いただろう。 
        本当に銭を受け取ったつもりで、帰んな!」 
   
        この勝負、うなぎ屋の負けでございます。       
      おしまい 
           
        隠しキャラの正解  
    
         
         
        
        
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