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10月21日の日本民話
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※アニメ紙芝居の音声は、子供達の朗読用アレンジバージョンです。
イラスト sai-sai 運営サイト sai-sai「イラスト」「コミック」
京河さま
京河神
・日本語(Japanese) ・英語(English) ・日本語(Japanese)&英語(English)
・日本語&中国語

むかしむかし、矢迫間(やばさま)と言うところに、小さな池がある『京河(きょうがわ)さま』と呼ばれる小さな神社がありました。
到好久以前、矢迫間就有了一處泉、而近邊京河神社就坐落在此。
ある年の夏は来る日も来る日も日照り続きで、村の田畑が枯れ始めていました。
有年的夏、持續的大太陽乾裂了農田。

「このままでは、作物は全滅だ」
「こうなれば、雨乞いをしよう」
若是一直這麼落去、今年的收成就不要想了、這農民想天下雨就一起去求。

そこで村のみんなは近くの神社やお寺をまわって雨乞いをしましたが、雨は一向に降りません。
大家都往村裡面的神社跑、想讓這天神跟自己幫雨下了、但是也一直不見有雨來。
そして最後の頼みと、小さな神社の京河さまへお参りに行ったのです。
後面就講估計是神仙不到屋、換了個地、去了京河神的屋。

「どうか、雨を降らせてください」
「どうか、雨を降らせてください」
みんなが一心にお参りしていると葉っぱだらけの小さな池の水がごうごうと動き出して、中から池の主の大蛇が姿を現しました。
大家一起就叩拜到地上求、突然這水面就過開始慢慢涌動、住到裡面的蛇王也是現了身。

「だっ、大蛇だー!」
みんながびっくりしていると、その大蛇が言いました。
村民看到出來了一條好大的蛇是駭到屁滾尿流頓時是失了陣腳、但就到這時蛇又突然開口幫話一講。
「お前たち、さっきから一生懸命、何をそんなに頼んでいるのだ?」
村の庄屋さんが、震えながら答えました。
你們這些傢伙到我屋門口是到拜條甚麼傢伙哦?
地主當代表是最先開了口、邊講話這人還到邊㥬。

「は、はい。
実は、この夏は雨が一粒も降らないので、村の田畑は枯れてしまい、今では飲み水にも不自由しております。
就講這今年天不下雨啊、現在莫講是田裡面了、人自己缺水都要渴死了。
そこで京河さまへ雨を降らせてもらおうと、お願いをしておりました」
就講今天所有人來這裡是為了讓京河神下雨。
「なんだ、そんな事か。
ならば、この池をきれいに掃除してくれぬか。
葉っぱや泥がたまって、困っていたのだ。
池をきれいにしてくれたら、雨を降らせてやろう」
大蛇就講這雨我也可以下、不過你們要先幫我屋門口搞乾淨起來、我這就願意幫你們這個忙。
大蛇はそう言うと、また池の中へと潜ってしまいました。
放完話、也過是潛入水中不見了去。

そこで村のみんなは大蛇の言葉を信じて、池をきれいに掃除しました。
するとその日の夜遅く、ポツリポツリと大粒の雨が降り始めたのです。
農民看這條靈蛇也會講話莫興是真有本事哦、也是開始一起幫忙幫邊上都搞乾淨起來。
這就事成之後天黑還㫘好久、天上就一顆一顆的雨粒開始下了。

「おおっ、雨だ! 京河さまが雨を降らせてくれたぞ!」
這下農民才曉得這泉水中的靈蛇原來就是京河神。

それから村人たちは雨に困る事があると、京河さまの池を掃除して雨を降らせてもらったという事です。
後面也是講一想求雨、就跑到別個屋門口幫這裡哪裡擦乾淨起來去、然後再求。
おしまい
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