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福娘童話集 > 日本民間故事 > 十二月
12月29日の日本民話
(12月29日的日本民間故事)
竜とニワトリ
雞救龍
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、山と海にはさまれた、小さな村がありました。
到好久以前、這背後靠到山、前面隔條海、就這麼一條小村子。
村人は山の木を切ってまきを作ると、船で遠く那覇(なは)の町まで売りに行って暮らしていました。
鄉民就到山上砍了柴、船上一搬運到海對面的街上去賣了討生計。
この村には、貧乏ですが名医と評判のお医者さんがいます。
每條村基本上都養的活一條醫生、這村子嘛反正就窮、這醫生也是要死不死的、不過本事還是有、不然也糊不了口了
ある夕暮れ、お医者さんのところへ一人の娘がたずねてきました。
這就天夜了、醫生這裡來了條人、別個是條小女兒。
お医者さんは一目で娘が何かの化け物だと見破りましたが、何も言わずに娘が痛いとうったえる耳をみてあげました。
但不曉得是醫生眼力好還是別個的變化之術本事差、過一眼就被醫生看出這根本不是一條人啊、但自己也㫘作聲、看別個確實是有事相求的樣子、這就開始看到別個耳朵的不對了。
「耳の奥が痛いのか。どれどれ・・・、!!!」
你是耳朵出甚麼問題了啊?我日!!!
なんと娘の耳の中で、一匹のムカデが暴れていたのです。
醫生幫耳朵一看是幫自己駭一大跳、裡面怎麼有條大蜈蚣爬到的哦。
「これは、大変だ! ・・・だがその前に、あんたの正体を現しなさい!」
你先跟我變回去、這樣子我也不好看啊!
娘はコクリとうなずいたかと思うと、口から白い霧(きり)を吹き出して一匹の竜(りゅう)になりました。
小女兒也是聽話的直接依了、這就一口白霧一噴、化龍了。
そして目に涙をいっぱいためて、お医者さんを見つめています。
醫生這就看清楚了、龍的眼睛水竟然都已經流滿了。
「よしよし。ではすぐに、楽にしてあげよう」
好好好、莫怕、馬上就讓你好。
お医者さんはそう言いながら、竜の耳の中にニワトリを入れてやりました。
這龍估計是大了個卵脬翻天、不然醫生也不得馬上捉到雞過來往龍耳朵灌去了。
さあ、それから竜の耳の中で、ムカデとニワトリのたたかいがはじまりました。
這就龍耳裡面雞蜈蚣斗。
「動くでないぞ。じきに、ニワトリがムカデを退治してくれるからな」
醫生就喊龍不要慌、這只要分分鐘、雞就可以幫蜈蚣弄了去。
「・・・・・・」
龍女㫘作聲只是幫頭一點。
竜は小さくうなづくと、ムカデとニワトリが耳の中で大暴れするのをじっとガマンしました。
這就雞和蜈蚣到龍耳裡面打死人架啦。
それから間もなく、竜の耳からニワトリがムカデをくわえて出てきました。
不一陣、雞出來了、嘴巴裡面這就看到一條大蜈蚣叼到的。
「よし、これで大丈夫だ」
好、成了。
すっかり元気を取り戻した竜は、お医者さんに竜胆(りゅうたん→リンドウの根を乾燥した胃薬)と呼ばれる薬を差し出すと、ムカデを退治してくれたニワトリに何度も頭を下げて天に昇りました。
龍女這也就對到大公雞道謝啦、走之前還甩了醫生幾株龍膽草、好、飛天啦。
それからというもの、竜は天から地上へ大雨を降らせていても、そこにニワトリの姿を見つけるとニワトリにケガをさせてはいけないと思うのか、すぐに雨をやませたという事です。
後面等這龍上了天也不忘雞的恩情、本來是要下雨的、看到雞到怕幫別個淋溼、就過先緩下子等別個幫事辦完再開始下。
おしまい
结束
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