福娘童話集 > きょうの日本民話 福娘童話集 きょうの日本民話 童話・昔話・おとぎ話の福娘童話集
 


福娘童話集 > きょうの日本民話 > 5月の日本民話 >藺牟田池(いむたいけ)

5月4日の日本民話

藺牟田池(いむたいけ)

藺牟田池(いむたいけ)
鹿児島県薩摩郡の民話鹿児島県情報

日本語 ・日本語&中国語

※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先

制作: フリーアナウンサーまい【元TBS番組キャスター】

※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先

投稿者 癒しのココロちゃんねる 【睡眠用朗読】

♪音声配信(html5)
朗読者 : エクゼムプラーロ

 鹿児島には火山の跡に水がたまって出来た、藺牟田池(いむたいけ)という池があります。
 静かな湖面には、たくさん浮島があって、たくさんのカモがやって来るそうです。
 このお話しは、この藺牟田池がまだ出来ていない頃のお話です。

 むかしむかしの大むかし、ここには夫婦の神さまが暮らしていました。
 二人はとても仲良しですが、二人には子どもがいないので、いつも寂しい思いをしていました。
 そこで二人はこの辺に飛んで来るカモを飼ってみようと相談して、男の神さまがさっそく一羽のカモを手に入れました。
 それから二人はカモを小さなかごに入れて、カモを自分たちの子どものように可愛がったのです。
 最初はかごの中でびくびくしていたカモも、やがて二人になついて、かごから出しても必ず戻ってくるようになりました。

 そんなある日の事、男の神さまが畑へ出かけて、女の神さまが家の仕事をしていると、カゴに入れていたカモがただならぬ声で鳴いたのです。
 女の神さまがあわててカモの所へ行ってみると、どこからか現れた一人の神さまが、可愛いカモを奪って逃げて行ったのです。
「あなたー! わたしたちの大切なカモが連れて行かれたの! はやく戻ってきてー!」
 女の神さまの叫びに畑へ出かけていた男の神さまはすぐに戻ってきましたが、その後いくら探してもカモを見つける事は出来ませんでした。

 可愛がっていたカモがいなくなったさみしさから、女の神さまは病気になって死んでしまいました。
 大切な妻とカモを失った男の神さまは、毎日滝の様な涙をあふれさせて泣きました。
 その二人の流した悲しみの涙がどんどん集まって、今の藺牟田池(いむたいけ)になったそうです。
 また、カモを盗んだ神さまは自分のした事を反省して、藺牟田池の方に向ってカモを放してやりました。
 それでカモは今でも二人の神さまを探しに、この藺牟田池に飛んでくるそうです。

おしまい

前のページへ戻る


     5月 4日の豆知識

366日への旅
きょうの記念日
みどりの日
きょうの誕生花
山吹(やまぶき)
きょうの誕生日・出来事
2004年 谷 花音 (タレント)
恋の誕生日占い
空想や想像が大好き、おしゃれでロマンチック
なぞなぞ小学校
寝ていられないほどうるさいのに、役に立つ物は?
あこがれの職業紹介
ビル清掃員
恋の魔法とおまじない 125
男運を下げるおまじない
  5月 4日の童話・昔話

福娘童話集
きょうの日本昔話
海の上と、畳の上
きょうの世界昔話
サルの王さま
きょうの日本民話
藺牟田池(いむたいけ)
きょうのイソップ童話
クルミの木
きょうの江戸小話
きびだんご
きょうの百物語
死ねないお坊さん

福娘のサイト

http://hukumusume.com

366日への旅
毎日の記念日などを紹介
福娘童話集
日本最大の童話・昔話集
さくら SAKURA
女の子向け職業紹介など
なぞなぞ小学校
小学生向けなぞなぞ