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 2月15日の日本の昔話(2月15日的日本故事)
 
 
  イラスト Liana Kerr
 
 ネズミの嫁入り
 老鼠嫁人
 
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 ※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先
 
 投稿者 「ぼん」  ぼんの読み聞かせ
 
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 投稿者 「ちょこもち」  ちょこもち
 
 
 むかしむかし、ネズミの一家がいました。好久好久以前、住的有老鼠子一家三口。
 
 父さんネズミと、母さんネズミと、一人娘のチューコです。
 老鼠她媽跟老鼠他爸還有一條小老鼠
 老鼠唧唧叫
 就喊唧兒
 
 「ねえ、お父さん。そろそろチューコにも、お婿さんを見つけなくてはなりませんね」
 他媽就問他爸、我們是不是要幫我們女邏個對象啦。
 
 「そうだな、チューコは世界一の娘だから、世界一のお婿さんを見つけてやらないとな。ところで世界一強いのは、やっぱりお日様だろうな」
 是啊、唧這麼好的一個女的、也要幫他邏一個最好的、才配的上、
 我看這世界要港最厲害那就是太陽了。
 
 父さんネズミと母さんネズミは、お日様のところへ行って頼んでみました。
 他媽和他爸這就跑到太陽哪裡去了
 
 「世界一強いお日様。チューコをお嫁にもらってくれませんか?」
 「そりゃうれしいが、雲はわしより強いぞ。わしを隠してしまうからな」
 太陽你是世界第一、要不要娶我屋女啊?
 我也想娶你屋女、但我卻不是世界最強、雲可以幫我擋起來、我其實米他厲害。
 
 そこで父さんネズミと母さんネズミは、雲のところへ行ってみました。
 「世界一強い雲さん。チューコをお嫁にもらってくれませんか?」
 「そりゃうれしいが、風はわしより強いぞ。わしを簡単に吹き飛ばしてしまうからな」
 老鼠子就這跑到雲那裡去了、
 雲哦、太陽港你才是世界第一、你要不要娶我屋女哦。
 我厲害是厲害、不瞞你、我哪比的贏風哦、他一哈就幫我吹不見了、我其實也想取你屋女。
 
 そこで父さんネズミと母さんネズミは、風のところへ行ってみました。
 「世界一強い風さん、チューコをお嫁にもらってくれませんか?」
 「そりゃうれしいが、壁はわしより強いぞ。わしがいくら吹いても、わしをはね返してしまうんじゃ」
 そこで父さんネズミと母さんネズミは、壁のところへ行ってみました。
 「世界一強い壁さん。チューコをお嫁にもらってくれませんか?」
 跑的風哪裡、風港他也港他想取老鼠他屋女
 但是風又扯到牆、港牆才是最厲害的
 他甚麼都吹的走、就是動不了牆。
 這老鼠子就又幫他屋女帶到牆哪裡。
 牆哦
 你要不要娶我屋女啊
 
 「そりゃうれしいが、わしよりも強いものがいるぞ。それはネズミじゃ。ネズミにかじられたら、わしもお終いだからな」
 牆就港啊、我也感謝你幫你屋女嫁起我、但是比我強的還有哦、那就是老鼠子、我遭老鼠了一咬、那人就噶卵啦。
 
 「何と! 世界で一番強いのは、わしらネズミだったのか」
 そこでチューコは、めでたくネズミのお嫁さんになりました。
 這跑了一圈
 原來最厲害的就是我們老鼠子啊
 這麼到
 唧兒也就跟老鼠子結婚啦
 おしまい结束
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