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      福娘童話集 > 日本民間故事 > 241-270 
      第 255話 
         (日本民間故事 255) 
          
         
いやしい話 
      有涵養 
       
      ・日本語 ・日本語&中国語 
      
      むかしむかし、薩摩の国(さつまのくに→鹿児島県)に、とんち名人がいました。 
        到好久以前的薩摩國這就有條好有名的搞人專家。 
         
      殿さまはとんち名人の事がお気に入りで、ひまがあればとんち名人を城によんで、とんち名人のとんちを楽しんでいたのです。 
        而薩摩國這邊的國主也是最喜歡搞人了、都是幫這些人名人專家喊到自己屋裡來跟自己對到搞、看哪個伏哪個辜。 
         
      しかし上品な殿さまは、とんち名人のある事が気に入りませんでした。 
      但人畢竟是條一國之君、這就口不好講粗鄙之語、而自己請來的這些個名人專家講白了基本上都是農民、講的這屎尿段子是一個比一個的噁心。 
       
      それはとんち名人が、おならとか、うんことか、おしりの話を良くするからです。 
      三句話裡面二句不離噴屎噴尿、反正就跟你是滿口噴糞就對啦、人還要吐你一臉。 
       
      「これ、お前は人前で、いやしい話を平気で言うが、あれは困るぞ」 
      所以王這次就提了個建議、講我們這次要文明、你莫到時又跟我搞一些甚麼屎盆子裡面攪蛆上來燒的案子啦。 
       
      するととんち名人は、首を傾げて言いました。 
        「殿さま。いやしい話とは、何でございましょう?」 
        那王、你講這甚麼是條文明啦?我要如何的去講才能顯得我好文明啦。 
       
      「その、なんじゃ、おしりの話とかな」 
      你不能再到我面前講諸如屎眼之類的詞。 
       
      「ああ、おしりの話ですか。しかし、おしりと言う物は、むかしから「ふくじり」などと言って、縁起の良い物でございますが」 
      但是王你講這㫘得屎眼人是怎麼要去廁所才能解的出手啦?都講生小兒要詛咒別個㫘屎眼、說明這小兒出生有屎眼就是上天賜福、這是條吉利的好詞彙啊! 
       
      「いや、いかんいかん。これからは、しりと言う言葉は使わぬように」 
      卵!不行、反正你等下不準跟我提這條詞、這現在是我定出來的新規定。 
       
      「それは、難しいご注文ですね」 
      那這還就真有點麻煩啦。 
       
      「何が、難しい? 簡単な事ではないか」 
      這有甚麼難的?你講話違不是用嘴巴而是用屁股?這不沾邊的嘛。 
       
      「そうでしょうか?」 
      王你講這話確定? 
       
      「そうじゃ」 
      有甚麼講法? 
       
      「・・・では、もし殿さまが使われたら、いかがなさります?」 
      那萬一你等下要是講了怎麼搞啦? 
       
      「おほほほ。もしわしが使ったら、お前に金千両をつかわそう。その代わり、お前が約束を破ったら、今後一切、城への出入りを禁じるぞ」 
      我講了我甩你千金、你要是有這條本事讓我講出口、這錢你儘管試、人講同流合污、你要還是繼續這麼到也只會拉低了我的品位、下次若是這次繼續再講甚麼屎尿、那就是我兩最後一次見面了、我直接跟你斷交。 
       
      「はい、承知しました」 
      好好好、不講屎尿、只取千金啊。 
       
      次の日、とんち名人は城へ顔を出す時間になっても、なかなかやって来ませんでした。 
      第二天、按講又是王和專家會面的時間了、但這今天別個不曉得是遲到了還是甚麼、今天就久不見人來啊。 
       
      「今日は、遅いのう」 
      都這個時候了、人啦? 
       
      その日は昼近くになってから、ようやくとんち名人がやって来ました。 
      好不容易等到你媽中午、都快要吃中飯了才看到這人開始慢慢走過來。 
       
      殿さまは、少し機嫌を悪くして言いました。 
      王這就有點不高興。 
       
      「これ、遅いではないか。どうしたというのだ?」 
      講你今天這麼遲是到屋裡搞甚麼哦?違是真的想跟我絕交啊? 
       
      「はい、ちょっと急ぎの用事で、友だちの所へ寄りましたもので」 
      不是、今天特別出了點急事、我到友人屋辦事忙到現在才能來。 
       
      「そんなに、手間取る用か?」 
      甚麼事? 
       
      「はい、お茶をすすめられまして」 
      吃茶。 
       
      「なに? 茶を飲むのに、なぜそんなに手間がかかるのだ?」 
      甚麼意思?你繼續再清楚點啦、我有點㫘搞懂啦。 
       
      「はい。それがいくら待っても、なかなかお茶が出てこないので、不思議に思い、そっと裏座敷をのぞいて見ますと・・・」 
      是這樣子的、他吃條茶還要跟我講一定要吃他現燒的、我先是看到他把茶葉子磨啊磨、反正進去灶台燒水後人就一直㫘出來過、我等得有點慌就偷偷渺了兩眼。 
       
      「うむ、のぞくと・・・」 
      那他到搞甚麼啦? 
       
      「友だちは木の茶がまで、お湯をわかしておりました」 
      他還就真到燒水、但有點讓我看不懂的是為甚麼得是條木壺到燒啦。 
       
      「何と、木の茶がまだと?」 
      木壺? 
       
      「はい、さようで」 
      對的、看顏色是。 
       
      「何を馬鹿な。それでは茶がまのしりが、焼けるではないか」 
      不存在的、怎麼可能得是木壺嘛、被他這麼一炦茶壺屁股不得被火燒通一條眼啊?肯定就是到邊燒邊漏啦。 
       
      それを聞いたとんち名人は、ニヤリと笑いました。 
      聽到了屁股被火通了一條眼、還邊燒邊漏、搞人專家馬上就是一笑。 
       
      「ははーん。殿さま、今、確かに言いましたよ。しりという言葉を」 
      王、你剛才講了甚麼啊?是不是要過我千金啊?你幫人屁股的眼都過用火通了、讓別個都是用漏的、這種話都被你講出來了、這下連屎都不讓別個拉了、你好狠哦! 
       
      「・・・あっ、しまった。これはやられた」 
      好傢伙!我就講、原來你今天是故意來這麼晚準備要套我哦! 
       
      こうしてとんち名人は、殿さまから千両を頂いたということです。 
      好啦、王就這麼被搞人專家套了去、服輸賠了千金。 
      おしまい 
        结束 
         
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