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      福娘童話集 > 日本民間故事 > 241-270 
      第 245話 
         (日本民間故事 245) 
          
         
鼻取り地蔵 
      牽牛鼻菩薩 
       
      ・日本語 ・日本語&中国語 
      
      むかしむかし、西田村(にしだむら)という所に、とてもよく働く男がいました。 
        到好久以前的西田村、這裡就住到有條男的好肯作。 
         
      朝早くから仕事に行って、せっせ、せっせと休みなしに働きます。 
      早上人就跟你到田裡面架勢了、反正就看到人到動、但就是看不到人開始歇。 
       
      しかも心のやさしい正直者で、いつも神さまや仏さまを大切にして、畑仕事の行き帰りにはかかさず道ばたのお地蔵さんに花や団子を供えるのです。 
      這傢伙人還憨憨的、人也信菩薩這些個傢伙、路上看到野花甚麼的還要摘了放到路邊的地藏菩薩腳邊、時不時還跟菩薩上一些個點心當貢品。 
       
      ある日の事、いつもの様に男が田を耕していると、元気だった牛が急に動かなくなってしまいました。 
      就講有天這男的不歇氣也不讓自己屋的牛歇氣、牛過這麼天天的被男的操啊操、這天終於是不行了、你取鞭子出來抽都不管用了、幫工一罷。 
       
      「はて。具合でも悪くなったんじゃろか?」 
      夾卵啦!這牛報廢了啊?莫跟我突然是得了條甚麼病啦。 
       
      牛の体を調べましたが、どこも悪くありません。 
      農民這就開始當起了獸醫檢查起了自己這屋牛的身體、但感覺一切就都是正常啊。 
       
      「どうしようか。今日中にこの田を耕すと、庄屋さんと約束したのに」 
      為甚麼這牛今天他就是不動啦?平時這不都是好好的啊?到時還要跟地主交田啊。 
       
      残された田を見てみると、今日中に耕すには、すぐに牛が動いてくれなければなりません。 
      看到了地裡面還有一麻板的田㫘犁、這牛若是一直跟自己就這麼罷工落去不用想肯定是趕不上工期的。 
       
      しかし牛は、押しても引いてもびくともしません。 
      但現在這牛就硬是跟你不動了、你這繼續逼到別個用鞭子跟你作、別個講不好就要用角往你身上突了、到時都不得好。 
       
      「よわったな・・・」 
      這爛啦…… 
       
      男が途方に暮れていると、どこからか一人の小僧がやって来て言いました。 
      就這麼一個一籌莫展之際、路邊突然是走過來一條小卵日跟農民解套來了。 
       
      「なあ、さっきから牛を押したり引いたりして、なにしよっと?」 
      講我看你這牛怎麼都不動哦?你想讓他動啊?我看你一直拉他不管用啊。 
       
      「それがな、牛が動かん様になったんじゃ」 
      不曉得甚麼案啊、這牛就突然罷工了。 
       
      「そうか。どれ、おらがやってみよう」 
      那你讓我來試下子咯。 
       
      小僧はそう言って、牛の鼻に付けた手綱を引きました。 
      就看農民幫索子跟小卵日手裡一遞、別個人牛鼻子一扯就是開始拉了。 
       
      すると、どうでしょう。 
      結果怎麼樣啦? 
       
      それまでびくともしなかった牛が、のそりのそりと歩き始めたではありませんか。 
      就看到這牛鼻子不就被人小卵日牽起來開始走了啊? 
       
      男は喜んで、小僧に尋ねました。 
      男的瞬間是笑了個卵脬翻天。 
       
      「ありがたい。ほんと、助かった。・・・してお前さんは、どこの子ね?」 
      講還是你有神通啊!對了、你是哪個屋裡的小兒哦? 
       
      「・・・・・・」 
        
      小僧は笑いながら男に手綱をわたすと、消える様にどこかへ行ってしまいました。 
      而小卵日只是看農民已經解了套、現在就已經㫘得自己事了、直接那麼幫索子又往人手裡面一遞、扭頭直接就走了。 
       
      こうして男が無事に仕事を終えての帰り道、いつもの様にお地蔵さんに手を合わせた男はお地蔵さんを見てびっくりです。 
      雖講今天比平時多遲了一點時間、但有這小傢伙之助農民還是順利完了工、回去的路上又是摘了幾朵野花想去跟地藏像放到、一到地、驚了。 
       
      何とお地蔵さんの足が、ひざのところまで田の泥で汚れているではありませんか。 
      原來是看到不曉得為甚麼這個小小地藏今天是滿滿的一踋泥巴、就像是剛從田裡面回來一樣。 
       
      泥はまだ湿っていて、たった今、付いたものに間違いありません。 
      一摸這泥巴還㫘乾成灰、有那麼個軟軟溼溼的、說明這泥巴搞踋上還是不久前。 
       
      男は、はっと気がつきました。 
      突然、農民想到了。 
       
      「さっきの小僧は、このお地蔵さんじゃったか。・・・ありがたい事で」 
      剛剛幫我牽牛的那條小卵日莫就是這條小地藏啦?!阿弥陀仏、阿弥陀仏。 
       
      男は何度も何度も、お地蔵さんにお礼を言いました。 
      農民想這四野又不見人、肯定就是自己所料無誤了、一直對到這條小地藏像是瘋狂感謝。 
       
      やがてこの話は村中に知れ渡り、このお地蔵さんは『鼻取り地蔵』と呼ばれて親しまれる様になりました。 
      後面這事被農民一回村廣傳之後大家就過都曉得這事了、久而久之就幫這個小小地藏開始喊成了牽牛鼻菩薩、一下又過你媽多了一批信徒了。 
      おしまい 
        结束 
         
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