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福娘童話集 > 日本民間故事 > 061-090

第 71話
(日本民間故事 071)
十二支の動物とタヌキの戦い

十二支の動物とタヌキの戦い (健全普通話版)
十二生肖大戰狸貓

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、十五夜の月の美しい、ある夜の事です。
在很久很久以前、事情是發生在一個美麗的十五月圓之夜。

ネズミ、ウシ、トラ、ウサギ、タツ、ヘビ、ウマ、ヒツジ、サル、ニワトリ、イヌ、イノシシの十二支にえらばれた動物たちが、草原に集まって十五夜の月をめでる歌あわせの会をしました。
鼠、牛、虎、兔、龍、蛇、馬、羊、猴、雞、狗、豬、今天這是被選為十二生肖的十二种動物朋友們在草原上聚集、藉著美麗的月色之夜、大家是舉辦了歡快的聚會活動、於草原的月色之下載歌載舞。

そこヘシカがやってきて、歌あわせの審判(しんぱん)をすることになりました。
除了十二位生肖們、來場湊熱鬧的還有一隻小鹿、人家呢、作為特邀嘉賓、是被推舉成為了大家比賽唱歌打分的一個評委的裁判。

どの動物たちの歌もお月さまの美しさをうたっていて、とても見事なできばえです。
大家以月為題紛紛是用歌喉讚美起了這位天上的月之女神、場面是歌舞昇平、歡聲笑語。

シカの審判も公平で、不満をいうものはいませんでした。
作為裁判的鹿先生也是公平公正、誰都沒有對其評分產生了質疑。

歌あわせがおわると、十二支の動物たちは一品ずつ持ちよってきた料理で宴会(えんかい)をひらいて、シカをねぎらいました。
吃喝玩樂、這唱歌的樂子過去之後、又是由這每位生肖各自帶來的一道料理組成了一桌精美的宴席、而鹿作為被邀請的裁判自然也要慰勞慰勞。

それから何日かあとに、また歌あわせの会がもよおされることになりました。
幾日之後、又是到了一個即將要展開了歌舞宴會的日子。

すると審判に、タヌキが名のり出てきました。
就這次的裁判呢、狸貓它毛遂自薦的舉了手。

タヌキはシカのようにごちそうが食べられると思って、名のり出たのですが、ちゃんと審判せずに口から出まかせばかりいうので、すぐに追いだされてしまいました。
狸貓呢、它也是想跟著鹿先生一樣、就是享受一頓口腹之慾、雖說自己主動去當上了這個裁判、可人家打分的時候根本就不客觀、就是任憑自己的一個人喜好在那指點江山呢、於是乎呀、很快的、狸貓這個裁判它就是給趕出了會場咯。

ごちそうにありつけなかったタヌキは、くやしくてたまりません。
自己還特地來上了一躺呢、可就是連飯也沒有吃成的狸貓先生它呀、心裡那叫做一個悔恨的不行呀。

そこでキツネ、クマ、オオカミなど、十二支に入っていない動物たちを味方につけて、十二支の動物たちをやっつけることにしました。
於是乎呀、為了復仇、狐狸、熊先生、狼、就是這麼些並沒有被選入十二生肖的聯合軍、狸貓先生組織召集起了他們、準備是要跟著生肖動物們進行一場大戰了。

ところがこの作戦が、十二支の動物たちにもれてしまったのです。
但就是這個作戰的計劃動靜大到實在是過於的惹人耳目、導致了事情都已然是傳到了生肖動物的情報網裡面去啦。

十二支の動物たちは、「それならこちらから、タヌキ軍団のこもる古いお城へのりこもう」
於是乎呢、生肖動物們也是組成了一隻軍團、「既然如此、那麼我們不如就先下手為強、直接就去攻打狸貓那傢伙的大本營吧」

と、相談がまとまりました。
進行了一個作戰會議的探討。

ふいをつかれたタヌキ軍団は、城内になだれこんでくる十二支軍団にビックリ。
走漏了風聲、被人是攻了個出其不意措手不及的狸貓軍亂套了呀、看到人家大軍壓境。

十二支軍団の先頭をきって、ネズミ隊が城の中へ走りこんでいくと、タヌキ軍団のネコ隊がとびだしてきて追いたてました。
生肖軍進行衝鋒啦、首當其衝的先鋒軍是老鼠、狸貓大帥的這邊則是派出了貓咪來進行應對。

ネズミ隊が逃げてくるとイヌ隊がでていって、こんどはネコ隊が城の中へ逃げこんでいきました。
這一舉動就是讓老鼠大隊虧散而逃、但是生肖軍這邊也是繼續的祭出狗、把貓咪這下又是嚇得落慌而逃了。

合戦は五分五分でしたが、あまり信用のないタヌキ軍団からは、うらぎり者が次々にでて、ついには大将のタヌキも城から逃げだしてしまいました。
這幾場交手切磋下來可謂是敵我雙方斗的旗鼓相當、但是並不是那麼團結的狸貓進團此時是出現了軍心動搖的危機、投降者逃跑者是一個個現出了狼狽的原型、開始棄狸貓大帥而去了。

けれども、タヌキはあきらめることをしません。
可儘管戰局是已經出現了傾斜、但是狸貓還是打算堅持到最後、不去放棄。

今度はテングを仲間にして、十二支軍団にひとあわふかせようとしましたが、十二支軍団の竜が大あばれをしたので、テングは長い鼻をへしおられて逃げてしまいました。
這次的狸貓它祭出了一張王牌、那就是天狗、放任這元大將在生肖軍中施展雄風、可是等到了生肖軍是把龍給放出來了以後、天狗也嚇到是縮起了鼻子落膽逃跑咯。

戦いにやぶれたタヌキは、
輸啦、殘存亦末路、兵敗如山倒、成為了光杆司令的狸貓大帥它呀。

「こうなったら、さいごの手だ」
好呀、既然如此、那我只好是使出自己最後的一個絕招啦。

と、オニに化けましたが、十二支軍団の陣地(じんち)に近づいていくと、鼻のよくきくイヌに正体をかぎわけられてしまったのです。
狸貓它搖身一變、直接就是成為了一隻兇猛的大鬼、要單槍匹馬的是一個人挑戰一整個生肖軍團去了、可無奈是遇上了看守大門充當警衛的狗、人家鼻子一嗅呀、狸貓是假鬼的這樣一個騙人把戲也是立馬給暴露在了眾人面前。

はげしくほえたてられ、かみつかれそうになって、タヌキはあたふたと逃げていったという事です。
狗很兇、對著狸貓大帥是開始了狂吠、而後又是進行了瘋狂撕咬、不行啦、狸貓大帥它是徹底沒了轍、落慌而逃一般的急忙奔命了。

おしまい
结束

↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓

十二支の動物とタヌキの戦い
合戰

むかしむかし、十五夜の月の美しい、ある夜の事です。
到好久以前、這麼一個晚上、今天月亮圓圓的。

ネズミ、ウシ、トラ、ウサギ、タツ、ヘビ、ウマ、ヒツジ、サル、ニワトリ、イヌ、イノシシの十二支にえらばれた動物たちが、草原に集まって十五夜の月をめでる歌あわせの会をしました。
草原上就有十二生肖到開宴會、到那裡唱歌跳舞好高興。

そこヘシカがやってきて、歌あわせの審判(しんぱん)をすることになりました。
鹿也過來了到充當裁判看哪個唱的好。

どの動物たちの歌もお月さまの美しさをうたっていて、とても見事なできばえです。
一群小動物就到這裡花天酒地、醉生夢死、唱的歌個個都有新高度。

シカの審判も公平で、不満をいうものはいませんでした。
鹿這就打分啦、每個都跟你打十分、大家這就都舒服。

歌あわせがおわると、十二支の動物たちは一品ずつ持ちよってきた料理で宴会(えんかい)をひらいて、シカをねぎらいました。
唱完就吃、吃完就睡、睡醒了又繼續、鹿過來當了次裁判打完分、也跟到大家一起過了次嘴巴癮。

それから何日かあとに、また歌あわせの会がもよおされることになりました。
過了幾天、講明天又是個甚麼好日子、這次又是繼續現案子。

すると審判に、タヌキが名のり出てきました。
這就這次的裁判狸子講他來當。

タヌキはシカのようにごちそうが食べられると思って、名のり出たのですが、ちゃんと審判せずに口から出まかせばかりいうので、すぐに追いだされてしまいました。
主要也是想跟上次鹿一樣混餐好的吃啦、但是狸子上了台這分打的都是看自己心情來、有動物分低這過就不服、最後吵到變成要換裁判這案子了、幫狸子最後還搞的下不了台、飯就更是莫想、直接被趕走了。

ごちそうにありつけなかったタヌキは、くやしくてたまりません。
狸子這餐白飯㫘吃到心裡就好慪、到那裡不爽。

そこでキツネ、クマ、オオカミなど、十二支に入っていない動物たちを味方につけて、十二支の動物たちをやっつけることにしました。
心想你媽批這案子開了庭不和你意還可以換法官啊、自己也過組織了其他十一條兄弟、和人十二生肖要對到搞、狐狸熊啊狼啊這些傢伙就都來了。

ところがこの作戦が、十二支の動物たちにもれてしまったのです。
十二支の動物たちは、
但可惜出了內鬼、有傢伙泄密、被十二生肖提前是幫這事曉得了。

「それならこちらから、タヌキ軍団のこもる古いお城へのりこもう」
と、相談がまとまりました。
就講你狸子是真猖頭、十二生肖商量好要去狸子屋逽人麻煩去了。

ふいをつかれたタヌキ軍団は、城内になだれこんでくる十二支軍団にビックリ。
這就狸子大軍都還㫘出發、就看敵軍竟然是已經到家門口幫自己過堵了、這是條甚麼案子哦!狸子也驚了。

十二支軍団の先頭をきって、ネズミ隊が城の中へ走りこんでいくと、タヌキ軍団のネコ隊がとびだしてきて追いたてました。
好、攻城!生肖那邊首先打頭炮的是老鼠大軍、直接老鼠大軍長驅直入、狸子軍這方面則是派貓禦敵了。

ネズミ隊が逃げてくるとイヌ隊がでていって、こんどはネコ隊が城の中へ逃げこんでいきました。
老鼠見貓這能打啊、肯定是直接敗陣、這就看到老鼠潰散、生肖軍派出狗大隊跟撤退的老鼠打掩護、而這時貓看到來了狗、直接跟老鼠見貓一樣、夾到尾巴快跑了。

合戦は五分五分でしたが、あまり信用のないタヌキ軍団からは、うらぎり者が次々にでて、ついには大将のタヌキも城から逃げだしてしまいました。
這就狗去豬來、兵來將擋、局勢可以講是五五開的局面咯、但可惜是狸子軍這邊有內鬼啊、大家又都不怎麼團結、一個個爭到作了降將。

けれども、タヌキはあきらめることをしません。
但就是狸子變成了光杆司令自己仍然是不放棄、要堅挺到最後。

今度はテングを仲間にして、十二支軍団にひとあわふかせようとしましたが、十二支軍団の竜が大あばれをしたので、テングは長い鼻をへしおられて逃げてしまいました。
還又去山上拖來了天狗啦、雖講這天狗一開始也還猛、但後面又被這龍克了、最後一員大將也這麼棄自己而去啦。

戦いにやぶれたタヌキは、
「こうなったら、さいごの手だ」
這就真的窮途末路啦、被逼上梁山、狸子決定了、好嘛!你們逼我、看我幫你們一個個全殺了!

と、オニに化けましたが、十二支軍団の陣地(じんち)に近づいていくと、鼻のよくきくイヌに正体をかぎわけられてしまったのです。
狸子使用了最後手段變成了鬼、手上狼牙大棒一揮、單槍匹馬要幹對方所有人去了、直接就進到了生肖軍的本陣、但被別狗鼻子一聞、這鬼身上怎麼有股狸臭哦?這一下被看破手踋啦。

はげしくほえたてられ、かみつかれそうになって、タヌキはあたふたと逃げていったという事です。
這玩卵、自己變條鬼連狗都不怕、還到對到自己瘋狂的吠、開局就不對啊、看到這狗已經過開始咬了、狸子不吃眼前虧、跑啦。

おしまい
结束

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