|
![]() |
10月1日の日本の昔話
むかしむかし、竹を取って暮らしているおじいさんがいました。 イラスト 02 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 ある日の事、おじいさんが竹やぶに行くと、根元が光っている不思議な竹を見つけました。 イラスト 05 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 「ほほう、これはめずらしい。どれ、切ってみようか。えい! ・・・うん? これは!」 イラスト 06 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 おじいさんがその竹を切ってみると、なんと中には小さな女の子がいたのです。 イラスト 08 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 子どものいないおじいさんとおばあさんは、とても喜びました。 イラスト 11 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 そしてその子を『かぐやひめ』と名付けて、大切に育てたのです。 イラスト 12 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 かぐやひめは大きくなるにしたがって、とても美しくなりました。 イラスト 13 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 そして年頃になると、 イラスト 14 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 と、若者がたくさんやってきました。 イラスト 15 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 みんな、立派な若者です。 イラスト 16 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 でも、かぐやひめは、お嫁に行くつもりはありません。 イラスト 17 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 と、言って、世にも珍しいと言われる品物を一人一人に頼みました。 イラスト 18 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 なんとか五人の若者を追い返したかぐやひめですが、かぐやひめのうわさはとうとうみかどの耳にも入りました。 イラスト 20 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 「ぜひ、かぐやひめを后(きさき)に欲しい」 イラスト 22 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 みかどの言葉を聞いたおじいさんとおばあさんは、大喜びです。 イラスト 23 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 「すばらしいむこさんじゃ。これ以上のむこさんはない」 イラスト 24 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 それ以来、かぐやひめは毎晩毎晩悲しそうに月を見上げては泣いていました。 イラスト 25 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 ある日、おじいさんとおばあさんが心配してわけをたずねると、かぐや姫は泣きながら言いました。 イラスト 27 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 「実は、わたくしは月の世界のものです。今まで育てていただきましたが、今度の満月の夜には月へ帰らなくてはなりません」 イラスト 28 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 それを知ったみかどは、満月の夜、何千人もの兵士を送ってかぐや姫の家の周りを守らせました。 イラスト 29 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 何とかして、かぐやひめを引きとめようとしたのです。 イラスト 32 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 かぐや姫はその間に、月の使いの車にのって月に帰ってしまいました。 イラスト 34 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 その事を知ったおじいさんもおばあさんもみかども、とても悲しんだと言うことです。 イラスト 36 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 おしまい ※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿参加希望は、メールをお送りください。→連絡先 おまけ 読者の「NS.MOOOON」さんの投稿作品。 おまけ 読者の「NS.MOOOON」さんの投稿作品。
|
![]() |
|