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3月16日の日本の昔話

ゆかいなおなら
青森県の民話 → 青森県情報
むかしむかし、あるところに、とてもゆかいなおならをする家族がいました。
おばあさんのおならは、
「ぬすびとーん、ぬすびとーん」
と、鳴りました。
お嫁さんのおならは、
「いたいた、いたいた」
と、鳴りました。
お婿さんのおならは、
「ぶてぶて、ぶてぶて」
と、鳴りました。
ある晩の事です。
この家の天井に、泥棒が忍び込みました。
三人はそれに気がつかず、いろりのそばに座ってお茶を飲んでいます。
(やれやれ、早く寝てくれないかなあ)
泥棒は天井に隠れながら、みんなが寝るのを待ちました。
するとおばあさんが、お尻をあげておならをしました。
「ぬすびとーん、ぬすびとーん」
(何、盗人(ぬすびと)だと?)
泥棒が下をのぞいてみると、今度はお嫁さんがおならをしました。
「いたいた、いたいた」
泥棒は、びっくりです。
(もしかすると、見つかったのかもしれないぞ)
そして今度は、お婿さんがおならをしました。
「ぶてぶて、ぶてぶて」
それを聞いて、泥棒はまっ青になりました。
(『盗人がいたから、ぶて?』 とんでもない)
泥棒はあわてて外へ飛び降りると、一目散に逃げて行きました。
おしまい
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