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 9月29日のイソップ童話
 
  
 ネズミを怖がるライオンとキツネ
 
 にほんご(日语)  ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文
 
 ※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先
 
 投稿者 : 神栖星花研究所 「神栖星花研究所」
   ライオンが眠っていました。その体の上を、一匹のネズミが走り抜けて行きました。
 ライオンは目を覚まして、
 「けしからぬ事をした奴は、誰か?」
 と、辺りを見回しました。
 それを見ていたキツネが、
 「なんです。ライオンのくせに、ネズミを怖がるなんて。ああ、みっともない」
 と、たしなめると、ライオンは、
 「いや、ネズミが怖かったのではない。眠っているライオンの上を走り抜ける様な、大胆な奴がいるのに驚いたのだよ」
 
 このお話しは、賢い人は、どんなに小さい事もおろそかにしないという事をしめしています。
 おしまい   
 
 
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