福娘童話集 > きょうのイソップ童話 > 2月のイソップ童話 > ぞうもつを食べた子ども 
      2月12日のイソップ童話 
           
            
        イラスト myi   ブログ sorairoiro 
           
          ぞうもつを食べた子ども 
           
          
           
           
          ※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先 
          
           
          投稿者 : 神栖星花研究所 「神栖星花研究所」 
           
          ※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先 
          
           
          投稿者 「眠りのねこカフェ」 
      
       
      
      
        ヒツジ飼いたちが野原でヤギを生け贄にして、近所の人たちを招待しました。 
        
               その中に、子どもを連れた貧しい女がいました。 
         生け贄をごちそうにして、みんなで食べているうちに、その子は食べ過ぎて気分が悪くなりました。 
        「お母さん、ぼく、お腹をもどしそうだよ」 
        と、母親に言いますと、母親は、 
        
              「もどすのはお前のお腹じゃなくて、お前が食べたぞうもつですよ」 
         
         このお話しは、いつもお金を借りてばかりいる人をたとえています。 
         そういう人は借りたお金を自分の物だと思い込み、お金を返す時に自分のお金を取られた様に悲しむものです。 
      おしまい 
         
       
        
 
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