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1月10日のｲｿｯﾌﾟ童話



ライオンとロバ

※本作品は、読者からの投稿作品です。　投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先

投稿者 : 神栖星花研究所　「神栖星花研究所」

　ライオンとロバが、一緒に狩りに行きました。
　ライオンの武器は強い事で、ロバは足が速いのが武器でした。
　色んな獲物が捕れました。
　するとライオンは全体を３つに分けて、並べてからこう言いました。
「最初に、３分の１をわしが取る。
　それはわしが王さまだからだ。
　後の３分の２のうち、半分は一緒に狩りに行った者の分け前として、当然わしがもらう。
　さて、残った３分の１だが、・・・お前がこれを取るつもりでぐずぐずしていると、ひどい目にあうぞ。
　だから、さっさと逃げてゆけ」

　何をするにも、相手が自分の実力にふさわしいかどうか、よく考えなければなりません。
　自分より強い者と友だちになったり、一緒に仕事をすると、このロバの様な事になるかもしれないからです。

おしまい