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  むかし、ローマの独裁官ユリウス・カエサル(英語読み:ジュリアス・シーザー)が、奇数月を31日、偶数月を30日とする暦を定めました。
3月=31日 4月=30日 5月=31日 6月=30日 7月=31日 8月=30日
  9月=31日 10月=30日 11月=31日 12月=30日 1月=31日 2月=30日
  ※閏年の1年が366日ある場合。 
  ※昔は3月が最初の月。
          
          
  閏年以外(365日)は、最後の月の2月は1日引いて29日となりました。
  
  3月=31日 4月=30日 5月=31日 6月=30日 7月=31日 8月=30日
  9月=31日 10月=30日 11月=31日 12月=30日 1月=31日 2月=29日
  
  この時にカエサルは自分が暦を決めた記念に、自分の生まれた月の名前をキンテイリス(5番目の月という意味)からユリウス(英語読み:ジュライ)と改名しました。
  
  
  それから時が過ぎ、カエサルの後継者で初代ローマ皇帝となったアウグスタスも自分が生まれた8月の名前をセクステイリス(6番目の月という意味)からアウグスタス(英語読み:オーガスト)と改名しました。
  
  まあ、ここまでなら月の名前が変っただけで良かったのですが、アウグスタスは自分の生まれた月が30日しかないのが不満で、8月を30日→31日に変更したのです。
  
  そうすると、どこかの月を1日減らさないといけません。
  そこで最後の月の2月を1日減らして、28日(閏年は29日)としたのです。
  
  
  この様な出来事があって、今では
  
  1月=31日 2月=28日 3月=31日 4月=30日 5月=31日 6月=30日
  7月=31日 8月=31日 9月=30日 10月=31日 11月=30日 12月=31日
  
  となりました。
 
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