チリ　Chile

　南アメリカの南西部にある国。
　正式国名はチリ共和国。
　国土の南北は4300kmに達するが、東西は平均180km以下である。
　南部沿岸には南アメリカ大陸最南端のホーン岬(オルノス岬)にかけてチロエ島、ウェリントン島、フエゴ島など大小の島々が密集している。
　南太平洋上のフアンフェルナンデス諸島やイースター島などもチリの領土である。
　面積は75万6626km2。
　このほか南極の一部について領有権を主張している。

　国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)

♪国歌を聞く

 

　　　　　　　　　国旗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　位置図

国旗の由来
　国旗はアメリカの星条旗を参考に作られ、赤は独立戦争で流された血を、青は空の清らかさを、白は荘厳な雪を、星は国内の統一を表しています。

　基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)

首都　サンティアゴ
面積　75万6626km2
人口　1549万8930人(2002年推計)
言語　スペイン語
通貨　ペソ

日本からの移動
成田〜ダラス(アメリカ)〜サンティアゴ
移動時間 ２１時間１５分

　国花と国鳥

国花
ラパゲニア
　チリ南部の原産で，半耐寒性の常緑つる植物。
　夏の高温には弱い花です。

ラパゲニアの写真

国鳥
コンドル
　コンドル　Condor　南北アメリカ大陸にすむコンドル科の大型の鳥の総称。
　この科には7種の鳥がいるが、とくにカリフォルニアコンドルとコンドルの2種を英語ではコンドルという。
　飛行力のある現生種の中でももっとも大型の部類にはいる。

写真はカリフォルニアコンドル

　観光名所

ラウカ国立公園
　ラウカ国立公園(1970年指定)はチリ北端のタラパカ地方にあり、世界でもっとも高い所に位置する公園のひとつである。
　標高2800〜4000mの部分はプレコルディリエラとよばれ、ステップ地帯特有の動植物相がみられる。
　標高4000mをこえると、アルティプラノとよばれるアンデス山脈上の盆地で、パリナコタ山などの火山がそびえ、アンデス高原の自然が広がる。
　写真はアルティプラノの一部。

ラウカ国立公園の写真。

　登録された世界遺産
世界遺産巡りより

・ ラパ・ヌイ国立公園 →　詳細(写真付き)
・ チロエの教会群
・ バルパライーンの海港都市の歴史的街並み

　この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より

 世界のはじまり
・人間をつくった、神さまのお話。