朝鮮民主主義人民共和国
Democratic People's Republic of Korea

　朝鮮半島の北部を占める社会主義国家。
　北部で中国、北東部でロシア、南部で大韓民国と境を接し、東海岸は日本海(北朝鮮では東海)、西海岸は黄海にのぞむ。
　朝鮮民主主義人民共和国は、第2次世界大戦後のソ連軍による朝鮮半島北部の占領を契機として、1948年9月に樹立された。

　国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)

♪国歌を聞く

 

　　　　　　　　　国旗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　位置図

国旗の由来
　赤と青は朝鮮半島で古くから大切にされている色です。
　赤は国家建設を、青は平和を、白は光明を表しています。

　基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)

首都　ピョンヤン(平壌)
面積　12万538km2
人口　2246万6481人(2003年推計)
言語　ハングル語
通貨　ウォン

日本からの移動
成田〜ペキン（中国）〜ピョンヤン
移動時間 ５時間５５分

　国花と国鳥

国花
スモモ
　スモモ(李)　Plum　酸味が強い果実を食用にするために中国、朝鮮、日本で古くから栽培されているバラ科の落葉小高木。
　原産地は中国で、日本へは奈良時代以前に渡来していたとされる。
　高さ5〜6m。よく枝分かれし、枝は横にひろがる。
　4月ごろ、葉の付け根に直径約1.5cmの白花をつける。
　果実は7月ごろ熟し、形はモモに似るが、より小形で果皮がうすく、表面にモモにあるような毛は生えていない。
　スモモ類は果実と花の観賞が目的で、約12種が温帯地域で栽培されている。
　高さが10m以上になることはまれである。
　寒暖どちらの気候にも適していることで、スモモはほかの核果よりすぐれている。

スモモの写真

国鳥
特になし

　観光名所

ピョンヤン(平壌)の千里馬銅像
　チョンリマ(千里馬)は、一日に千里をはしるという朝鮮の伝説の名馬。
　この像は、チュチェ(主体)思想の象徴として1960年にたてられた。
　56年以降、社会主義国家の早急な建設と経済の復興をはかるために、「千里馬運動」が全国展開されるなど、国民の意識高揚に千里馬の語が盛んにつかわれてきた。

ピョンヤン(平壌)の千里馬銅像の写真。

　登録された世界遺産
世界遺産巡りより

・特になし

　この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より

 竹になった娘
・まま母に殺された娘は、竹になりました。