・お仕事の内容
　作業療法士とは、身体や精神に障害を持ち、日常の動作が不自由になった人にリハビリを行う仕事。
　具体的には、医師の指導のもと、絵画、書道、陶芸、園芸、手工芸、レクリエーションなどの作業を行わせることで心身の障害の維持・回復に導き、精神面、心理面での安定を目指します。
　作業療法の対象は、精神分裂病などの疾患・障害をもつ人、脳性まひなどの疾患・障害をもつ子ども、認知症をもつ高齢者など。
　同じくリハビリテーションのプロである「理学療法士」が〈起きる、立つ、歩く〉など基本的な運動機能の回復を目指すのに対し、「作業 療法士」は〈食事、排泄、入浴〉など日常生活に不可欠な動作の獲得を目指します。

・お給料
　初任給は20万円〜　平均月給27万8000円　平均年収407万円

　公立の病院などは公務員給与が基準となり、私立の施設の方がやや高額になる場合が多い。

・勤務形態
　社員、パート

・勤務地
　病院、身体障害者福祉センター、精神病院、肢体不自由児福祉施設、特別養護老人ホームなど

・休日
　土日

・勤務時間
　１日８時間ほど

・なるための流れ
　作業療法学科など養成課程のある大学や短大、厚生労働大臣が指定する作業療法士養成施設を卒業→作業療法士の国家試験合格→あこがれの作業療法士に。

　合格率は80％。

・必要な資格
　作業療法士

・ワンポイントアドバイス
　患者の家族や医師らとコミュニケーションをとる能力が必要。

・女の子の多さ　★★★☆☆　　　　　仕事の難易度 ★★★☆☆