今日のイソップ童話 福娘童話集
広 告
 


福娘童話集 > イソップ童話 > その他のイソップ童話 > オオカミとキツネ

第 2話

オオカミとキツネ

オオカミとキツネ

※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先

投稿者 : 神栖星花研究所 「神栖星花研究所

♪音声配信(html5)
朗読者 : ひろりん

 ある日の事、オオカミの群にとても大きくて力の強いオオカミが生まれました。
 彼は、強さ・大きさ・速さと、どれを取っても並外れていたので、みなは彼を『ライオン』と呼ぶ事にしたのです。
 しかしこのオオカミは体は大きい分、思慮(しりょ)に欠けていたので、みんなが『ライオン』と呼ぶのを真に受けて、
「へっへー、ぼくはオオカミの母親から生まれたけれど、本当はライオンなのさ。
 だからぼくは、オオカミではなくライオンと付き合うべきなんだ」
と、仲間から離れて、ライオンと付き合おうとしたのです。
 すると、これを見た年寄りのキツネが言いました。
「ライオンと付き合うなんて、止めておきなされ。
 いいかね、お前さんはオオカミたちの間では、その大きな体のおかげでライオンの様に見えるかもしれないが、しかしライオンたちの間じゃ、ただのオオカミにしか見えないんだよ」
「ふん、何を言う。
 きっとライオンたちも、ぼくをオオカミとしてではなくライオンとして迎えてくれるさ」
 年寄りキツネの忠告を無視したオオカミは、ライオンの所へ行って殺されてしまいました。

 グルーブの中で一番だからといって、より実力のあるグループに入れるとは限りません。

おしまい

前のページへ戻る


福娘のサイト
366日への旅
毎日の記念日・誕生花 ・有名人の誕生日と性格判断
福娘童話集
世界と日本の童話と昔話
子どもの病気相談所
病気検索と対応方法、症状から検索するWEB問診
世界60秒巡り
国旗国歌や世界遺産など、世界の国々の豆知識